2014年9月3日水曜日

大好きなおばあちゃんと、故郷。

一週間のお休みをいただいています(*^^*)

この機会に、福島県田村市にある、祖母の家に行ってきました。
4年ぶり、久しぶりに、おばあちゃんと再会するためです。

道中、野山が続きます、、、

まずはこの土地や、おばあちゃんのことを、簡単に紹介します。

おばあちゃんの住まいは、山奥で、
山の上に平屋建ての家があります。
ここは過疎化の進む地域で、
未だに川から水を引いているようなド田舎です。
おばあちゃんは、この中山間地で、かつて狭い山の斜面をおじいちゃんと切り開いて、これまで農業をしてきました。

大学が農学部出身らしい言葉を使うと、
「専業農家」であり、「零細農家」なんです。(*^^*)

ちなみに。なんと。
ここは未だに、圏外です。笑
(こんな田舎が、学生の頃は割と普通だと思っていましたが、意外と普通じゃないみたいですね。)笑
ここには、大自然しかないです。
のどかで、とてもゆっくりした時間が流れていて、本当に心が癒されます。。。


私のおばあちゃんは93歳。
母をはじめ、5人子どもがいて、
私は13番目の孫だそうです。w
とってもかわいいおばあちゃん^ ^
iPhoneに興味津々。w

おばあちゃんは、腰が曲がっています。
今時、腰が曲がった年配の方を見る機会は、めっきり少なくなりましたね。
農業機械が発達したからだそうです。
腰が曲がっているのは、何十年も前から、日々手作業で農業を続けてきた証拠です。
働き者で、優しいおばあちゃん(*^^*)
大好きです(≧∇≦)



さてさて。
すでに前置きが長くなりましたが。
ここからが本題です。

東日本大震災のとき、
原発から30kmのこの場所は、緊急避難準備区域でした。

子どもの頃、この時期にここに来ると、
一面に田んぼや、夏野菜畑や、タバコ畑が広がっていました。
いま、田んぼやタバコ畑だった場所は、ほとんど手がつけられていません。
今は、その代わりに、一面に雑草が生えていました。

3年半前のあの日以来、
放射能に汚染されてしまったからです。
小さい頃から変わらないように見えるこの土地にも、
今回、そういった意味で変化が見えました。

農地の土は一見、相変わらずフカフカで、ひっくり返すと今でも沢山の生き物が生きています。
被災している身で、知識が浅いことは恥ずかしいことですが、
ここに放射能が降り注いだことが、信じられないです。


手を加えられない農地は、間違いなく、これからもっと、どんどん荒れて固くなっていく、、、。
一度荒れた農地を元に戻すには、大変な労力がかかります。
そもそも放射能で汚染された農地が、私たちが生きているうちに再び、元のような豊かな土地に戻ることはあるでしょうか、、、?

ここ3年、農作業はめっきり減って、動かなくなったことで、
以前より足腰が弱ってしまったおばあちゃん。
働く喜びが取り上げられ、
おじいちゃんと共に育んだ農地が荒れていく様をみて、
どんなに辛いことだろう、と思いました。
「引越したら?」なんて、そんな言葉、簡単に言えるはずもありません。

おばあちゃんたちは、この土地と共に生きてきました。
おばあちゃんにとっては、亡くなったおじいちゃんも、
きっと、この土地と共に生き続けているに違いないです。

農家の人にとって、
この土地で働くことは、まさに生きること。
この地域の皆が、今でも、必死で生きる場所を守っています。
今でも、一歩一歩、、、。
歩みを止めてはいません。

私たちはそれを忘れちゃいけない。と、再認識。
おばあちゃんが大切にしてきたこの場所を、私も大切にしていきたいです。
そのために、自分は何ができるだろう、、、?考えます。
すぐに答えは出せないけれど、今回肌でそれを感じられたことが、
私にとっての、まず一歩前進です。

震災後、電話をすると、
「こんなところ、無理して来なくていいから。」って言う、おばあちゃん。。。
本当に優しい。
ほんの数年前までは、里帰りすると、私たち孫やひ孫たちが、
おばあちゃんの周りや野山で、ワーキャー騒いで走り回って、それはそれは賑やかでした。
ここはそうして、私たちを育ててくれた場所でもあります。
こんな素敵な場所、他にないです。
私も子どもが出来たら、ここに連れてきたい、、、。


「おばあちゃん、

ありがとう。

また来るからね。 

元気でね。」

誓うように約束して、
おばあちゃん家を後にしました。
いつになく、とても切ない思いがしました。


最後に皆さんへ。
そんなこんなで、25歳、夏の終わり、
今まで以上に、故郷を宣伝していきたいと思えました。笑

福島、一見何もないところですけど、
とても豊かで素敵なところです^ ^
機会があれば、ぜひ、足を運んでいただきたいです。
暖かい人と、大自然が、皆さんを待っています^ ^


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